福岡の葬儀・家族葬 施行事例

編み物と絵手紙、好きだった味をそばにしたお見送り

会場
姪浜会館
宗派
仏式
葬儀形式
家族葬

編み物、洋裁、絵手紙。式場には、故人様が手を動かして作られた品々が並びました。

お打ち合わせで好きだった食べ物を伺うと、最初に挙がったのはお寿司でした。

そこから、「唐揚げも好き」「サイダーとかね」「アイスクリームとか」と、ご家族の間から好物の名前が一つ、また一つと続きました。具体的な食べ物の名前が重なるたびに、故人様の普段の姿を知る手がかりが増えていきました。

ご家族が希望されたのは、近しいご家族・ご親族で時間を取り、ゆっくりとお別れすることでした。

そこで、故人様が作られた作品と、日頃好んで口にされていたものを、お見送りの準備から最後のお別れまで取り入れました。

「絵手紙を書くこと、編み物や洋裁が好きだったんです」

故人様の趣味について伺った際、ご家族から聞かれたのが、絵手紙、編み物、洋裁のお話でした。

「絵手紙を書くことと、手芸。編み物をすることと、洋裁が好きだったんですよね」

ご家族の言葉から、故人様がさまざまなものを自ら作られていたことが分かりました。担当者は、作品が残っていれば会場へ持参し、式場に飾ることを提案しました。

翌日に持参するものを確認する会話の中でも、「編み物」「洋裁」「絵手紙」という言葉が何度も登場しました。ご家族は、着物とともに、故人様が作られた品々を会場へ運ぶ準備を進められました。

当日は、お洋服や手芸の作品、絵手紙などを式場内に飾りました。

編まれたもの、布を仕立てたもの、絵と言葉が添えられた手紙。形の異なる作品が並ぶことで、故人様が何を楽しみ、どのように手を動かしてこられたのかを、ご家族・ご親族が実際の品を通して振り返ることのできる会場となりました。

「三つの家族がやっています」と示した供花

今回のお見送りは、ご長男、ご長女、ご次女を中心に、ご家族・ご親族で執り行われました。

供花の名札について相談した際、ご家族は、一般的な「子供一同」「孫一同」という表記ではなく、それぞれの家名で飾ることを希望されました。

「三つの家族がやっています、というのを見せたいんです」

誰か一人の家が見送るのではなく、三つのご家族が一緒に故人様を見送っていることを、供花の名札にも表したいという希望でした。担当者はその意向を確認し、それぞれの家名で供花を用意する形に整えました。

親族は30名ほどを予定し、通夜には32名が参列しました。通夜では、お孫様からの弔辞もありました。

近しい方々が集まり、故人様の作品や写真を見ながら、それぞれの記憶の中にある姿を振り返る時間となりました。

お寿司、唐揚げ、サイダー、アイスクリーム

好きだったものについて尋ねると、お寿司に続いて、唐揚げ、炭酸飲料、サイダー、アイスクリームが挙がりました。

故人様を思い出しながら交わされるご家族の会話には、特別な日のごちそうだけではなく、日頃口にされていた身近な味も登場しました。

スタッフは、こうして伺った好物を一度に並べるのではなく、通夜と葬儀の朝に分けてお供えしました。

当日の記録には、この準備が「好物のパレード」と残されています。鈴懸のお供えも添え、通夜の夜と翌朝、それぞれの時間に故人様の好きだったものをそばに置きました。

供えの場には、パンや果物、飲み物、茶器も並びました。華やかな祭壇とは別に、故人様の日常の一場面を思わせる品々が置かれていました。

お寿司と唐揚げのお供え

スタッフが整えた、作品展示と二度のお供え

今回、スタッフが最初に行ったのは、故人様の趣味や好物をご家族から具体的に聞き取ることでした。

「何が好きでしたか」だけで終わらせず、どのような作品が残っているのか、会場へ持参できるものはあるのかを一つずつ確認しました。

その内容をもとに、当日は手芸の作品や絵手紙、お洋服を一か所だけにまとめるのではなく、式場内の各所に配置しました。ご家族が持参された品を、参列された方々が手に取らずとも見渡せるよう、会場全体を使って飾りました。

食べ物については、通夜と葬儀の朝という二つの時間に分けて準備しました。作品は式場内へ、好物は故人様のそばへ。異なる形で残っていた故人様の好きなものを、それぞれに合った場所へ整えていきました。

また、お別れに向けたお支度では、ご家族が持参された着物を用い、ご家族の立ち会いのもとで着付けや身支度を行いました。会場づくりだけでなく、故人様のお姿を整える場面でも、ご家族が希望されたものを確認しながら準備を進めました。

作品を飾ることも、好物を供えることも、特別な演出を加えるためではありません。

お打ち合わせの中でご家族が話された、「これが好きだった」「こういうものを作っていた」という具体的な言葉を、実際のお見送りの場に残すための準備でした。

お気に入りの洋服と絵手紙を、お花とともに

最後のお別れでは、ご家族・ご親族の皆様に、お花をお棺へ納めていただきました。

お花と一緒に納められたのは、お気に入りのお洋服、大切にされていた絵手紙、そしてお好きだったお寿司やパンなどです。

式場で皆様の目に触れていた作品や、通夜と葬儀の朝に供えられていた好物の一部が、最後には故人様のそばへ納められました。

飾られていた絵手紙を手に取り、洋服や食べ物とともに一つずつお棺へ。

作品も好物も、会場を飾るためだけに用意されたものではありませんでした。故人様が作られたもの、身に着けられていたもの、好きだった味が、最後のお別れまでそばに置かれました。

編み物と洋裁、絵手紙。

お寿司やパン、好きだった飲み物。

ご家族から伺った一つひとつの言葉をもとに、作品を飾り、好物を供え、最後にはご家族・ご親族の手でお棺へ納める。

故人様が日々の中で親しまれていたものを、お見送りの各場面へつないだご葬儀となりました。

ご葬儀情報

  • 葬儀形式:家族葬(通夜・葬儀)
  • 会場:姪浜会館
  • 宗派:浄土真宗本願寺派
  • 葬儀:2026年7月

よくあるご質問

福岡市西区で仏式の家族葬はお願いできますか?

対応できます。姪浜会館をはじめ、ご希望とご事情に合わせた会場・かたちでお手伝いいたします。宗教者との連携やお作法の確認も、担当者が事前に丁寧に行います。24時間365日、まずはお気軽にご相談ください。

家族葬を天国社に頼むと、実際に何をしてくれますか?

病院などへのお迎え・ご安置から、お打ち合わせ、遺影写真のご準備、当日の進行、火葬場でのお見送りまで、担当者が一貫して対応いたします。ご不明な点はその都度ご説明しながら進めますので、初めての方もご安心ください。

姪浜会館の見学や事前相談はできますか?

はい、承っております。姪浜会館のご見学・事前のご相談は無料です。ご希望の日時を、お電話またはお問い合わせフォームからお気軽にお知らせください。

福岡の葬儀社「天国社」

対応エリア:福岡市・春日市・大野城市・糟屋郡

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