福岡の葬儀・家族葬 施行事例

葬儀費用の見直し方|予算に合わせながら通夜と葬儀を残せるよう、必要な内容を選び直した事例

葬儀形式
家族葬

家族葬をご検討中の方から、必要な内容を加えていくうちに当初の想定より費用が高くなり、どこを見直せばよいか分からないというご相談をいただくことがあります。

今回のご家族も、最初に確認したプランの金額をもとに、家族を中心としたお見送りを考えていました。

しかし、葬儀社への支払い以外に必要となる費用も含めて検討すると、全体の負担が当初の想定より大きくなることが分かりました。そこで、希望するお見送りの形を残しながら、葬儀社へ支払う費用を見直すことになりました。

打ち合わせでは、まず一日葬に変更するかどうかを比較しました。その後、プランに含まれる範囲、式場の広さ、料理、返礼品、供花などを順番に確認しています。

すべてを小さくするのではなく、通夜と葬儀は残す、参列見込みに合わない小さな式場へは変更しない、そのうえで数量や選び方によって変わる項目を調整するという流れで見積もりを組み立てた事例です。

飾られた思い出の写真(AIによる再生成)

※イメージ画像

一日葬も比較したうえで、通夜と葬儀は残す

費用を大きく見直す方法として、最初に検討したのが一日葬です。

通夜を行わず、葬儀だけを一日で行う形に変えると、式場や控室を利用する日数が短くなります。その分、見積もりを抑えられる可能性があることを説明しました。

比較の結果、ご家族が選んだのは一日葬ではなく、通夜と葬儀を行う形でした。

予算へ近づけるための調整は必要でしたが、葬儀形式そのものを変更するのではなく、ほかの項目を見直すことになりました。

実際のお葬儀も、通夜と葬儀を行う形式で進められています。

パック型と個別に選ぶ方法を比べ、含まれる範囲を確認

葬儀形式を決めたあと、次に確認したのがプランの構成です。

一つは、祭壇、棺、骨壺、霊柩車、遺影、式場、控室などがまとまったパック型のプランです。

もう一つは、必要なものを個別に選び、組み合わせていく方法でした。

個別に選ぶ方法は、希望に合わせて内容を細かく決められます。ただし、必要なものを一つずつ加えていくと、パック型より総額が低くなるとは限りません。

そこで今回は、パック型の内容を基準にして、何が含まれているのかを確認しました。

基本のプランには、お見送りに必要な祭壇や棺、骨壺、車両、遺影、式場などが含まれます。一方、宗教者へのお礼、料理、返礼品、追加する花などは、別に考える項目でした。

単にプラン料金を下げるのではなく、プランに含まれるものと、人数や希望によって加わるものを分けるところから、見積もりを整理しました。

小さな式場への変更は、参列と供花を考えて見送る

式場の広さも、費用を見直す候補になりました。

打ち合わせの時点では、ご家族やご親族を中心に考えていましたが、参列者が増える可能性もありました。供花が届くことも見込まれていたため、当初検討していた式場より小さな式場を使う案を比較しました。

小さな式場でも、少人数であれば葬儀を行えます。しかし今回は、参列される方の席に加えて、宗教者が座る場所、受付、供花を置く場所も必要です。

実際に小さな式場を確認したところ、参列見込みと供花を合わせると、十分なゆとりを取りにくいと判断しました。

そのため、式場を小さくする方法は採らず、当初検討していた広さの式場を使用することになりました。

費用だけを基準に会場を変え、当日に席や花の置き場所が足りなくなることは避ける。今回、式場は削る項目ではなく、残す項目となりました。

料理は三つの場面に分け、必要な時間だけ検討

料理については、「用意するか、しないか」だけで決めたわけではありません。

打ち合わせでは、通夜後の食事、葬儀前の食事、火葬を待つ間の食事に分けて確認しました。

この事例では、料理を会館へ持ち込む方法も案内しています。会館を通して一式を注文するだけでなく、ご家族が必要なものを用意することで、費用を調整できるためです。

一方、参列人数がまだ確定していなかったため、最初からすべての食事を人数分注文することは避けました。

見積もりでは、通夜後については、集まった方が取り分けやすい形で一部を手配する案を残しました。葬儀前の食事は設けず、火葬場での食事も加えていません。必要になった場合は、現地で軽食を注文する方法も確認しました。

料理を一括して外したのではなく、どの時間に誰が食べるのかを分け、必要性が高い場面だけを残すという調整でした。

返礼品は不足に備えながら、使用数で精算

今回は香典を受ける方針だったため、返礼品の準備も必要でした。

ただし、来られる方の人数が確定していない状態で、準備数のすべてを固定費として考えると、余った場合の負担が大きくなります。

そこで返礼品は、当初の見込みより少し余裕を持たせて用意し、実際に使用した数をもとに精算できる条件を確認しました。

使用しなかった分は戻し、不足した場合は追加するという考え方です。

返礼品に添える礼状についても、個別に名前を入れて作成するものと、名前を入れずに使用できる簡易なものを比較しました。

今回は簡易な礼状を選び、返礼品と同じく、使用数に応じて扱う形にしました。準備した数量のすべてが、そのまま最終的な請求数になるわけではありません。

見積もりを再確認した際にも、返礼品は使用数によって金額が変わる項目であり、それ以外は新たな追加依頼がなければ大きく変わらないことを確認しました。

供花や後飾りも、ほかの準備と重ならないように

花については、祭壇に含まれる花だけでなく、棺の周囲や上へ加える花、名札を付けて供える花などの選択肢がありました。

今回は外部から供花が届く見込みもあったため、祭壇の花を大きく増やすことだけを考えず、会場全体にどの程度の花がそろうのかを見ながら検討しました。

ご家族から供える花についても、必要な範囲に絞って見積もりへ反映しています。

また、葬儀後にご自宅で使用する後飾りについては、今回は追加しない判断となりました。

追加できるものをすべて付けるのではなく、すでに用意されるもの、外部から届くもの、今回のご家族には必要のないものを分けていきました。

当日は、メッセージと写真を飾ってお別れ

こうして内容を整えたあと、通夜と葬儀が行われました。

会場には、故人をしのぶメッセージと写真が飾られました。最後のお別れでは、ご家族がそれらを花とともに棺へ納めています。

費用を見直したからといって、故人を振り返るためのものまで一律に減らしたわけではありません。

通夜と葬儀を行うこと、参列や供花に対応できる式場を使うこと、故人をしのぶメッセージや写真を飾って最後のお別れにつなげること。こうした部分は残しながら、料理、返礼品、追加の花、後飾りなどを、それぞれの必要性に合わせて整えました。

予算を見直すときは、先に「残すもの」を決める

今回のご家族は、費用を抑える方法として、一日葬や小さな式場も比較しました。

しかし、最終的には通夜と葬儀を残し、参列と供花に対応できる式場を選んでいます。

そのうえで見直したのが、料理を用意する場面、返礼品の準備数と精算方法、追加する花、後飾りなどでした。

葬儀費用を調整するとき、すべてを少なくする必要はありません。

今回のように、

残したい葬儀形式や会場の条件を明確にする。

プランに含まれるものと、別に加わるものを分ける。

人数によって変わる料理や返礼品は、数量と精算方法を確認する。

という順番で考えることができます。

特に返礼品のように使用数で変わる項目は、見積もり上の準備数と、最終的な請求数を分けて確認することが大切です。

今回のお葬儀では、形式や式場まで変えて費用を下げるのではなく、残したいものを明確にしたうえで、選択できる項目と数量が変わる項目を整理することで、見積もりを組み立てました。

ご葬儀情報

  • 葬儀形式:通夜葬儀
  • 会場:弊社会館
  • 施行時期:2026年

よくあるご質問

葬儀費用を予算内に抑えるには、何を見直せますか?

葬儀形式、参列範囲、斎場、祭壇、料理、返礼品、供花、安置方法を優先順位に沿って見直します。必要な搬送や火葬を削るのではなく、人数で変わる物や選択商品から調整すると、後悔を減らしながら予算に近づけられます。

葬儀プランの料金に含まれないものは何ですか?

一般に、料理、返礼品、供花、宗教者へのお礼、火葬料、追加搬送、安置延長、専門処置などは別途になる場合があります。天国社では、プランごとに別途となる項目と、必要になる可能性や金額を、ご契約前にご説明します。

返礼品の費用は、使った分だけですか?

返礼品を使用した分だけ精算できるか、未使用品を返品できるかは商品と契約条件によります。予備数、返品期限、名入れ商品の扱いを注文前に確認してください。香典返しを後日配送する場合は、送料も別途確認します。

福岡の葬儀社「天国社」

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