福岡の葬儀・家族葬 施行事例
家族葬の受付の決め方|当日に返礼品を用意せず、後日のお礼に必要な記録を残した事例
家族葬をご検討中の方から、
「ごく少人数で行う場合も、受付を設けた方がよいのでしょうか」
というお問い合わせをいただくことがあります。
今回のご家族は、一般の方の参列を受けず、ご家族を中心に一日葬を行う方針でした。一方、香典については受け取る設定としています。
参列人数だけを考えれば、受付を簡略化する方法もありそうです。しかし今回は、香典へのお礼を当日ではなく後日に行うことになりました。そのため、誰が来られたのかを残す役割として、受付を設けることにしました。

一般参列は受けず、香典は受け取る方針
打ち合わせで最初に確認したのは、どなたまで参列していただくかという点でした。
今回はご家族を中心とした少人数のお葬儀とし、会館へ問い合わせがあった場合も、一般の方の参列は受けていないと案内する方針です。
一方、香典まで辞退することにはしていませんでした。
ご家族からは、参列を予定している方が香典を持参する可能性があるというお話がありました。さらに、葬儀後に別の方から届くことも考え、受け取った場合にはお礼をしたいというご希望がありました。
一般参列を受けないことと、香典を受け取らないことは、今回の打ち合わせでは別々に決めています。
当日に返すか、後日まとめて返すかを比較
香典を受け取る方針が分かると、次に決める必要があったのが返礼の時期です。
打ち合わせでは、葬儀当日に返礼品をお渡しする方法と、受け取った香典を確認してから後日お返しする方法を比較しました。
当日に返礼品を用意すれば、その場でお礼を済ませられます。ただし、あらかじめ想定した香典額をもとに品物を選ぶため、実際の金額によっては返しすぎる可能性もあります。
また、今回のご家族は、葬儀当日に持参される分だけでなく、その後に届く分も考えていました。先に当日分だけ返し、後日分を別に手配すると、対応が二度に分かれます。
そこで、当日の返礼品は用意せず、葬儀後に届く分も合わせて、改めて返礼方法を相談することにしました。少人数で行うため、料理についても葬儀社へ注文せず、ご家族で必要なものを用意する方針としています。
返礼品と礼状がなくても、受付は残す
返礼品を用意しないと決めたことで、当日に品物へ添える礼状も作らないことになりました。
香典を持参された方には、今回は当日の用意がないため、後日あらためてお礼をすることを口頭で伝えます。
ここで改めて確認したのが、受付を設けるかどうかでした。
返礼品を渡さず、礼状も置かないのであれば、受付そのものも不要に見えます。しかし、受付までなくしてしまうと、後日お礼をするときに、誰が来られたのかが分からなくなる可能性があります。
そのため今回は、返礼品を渡すためではなく、来場された方を記帳しておくために受付を設けることにしました。打ち合わせ後の登録にも、返礼品は用意しないこと、受付は必要であること、香典を受け取った場合は口頭で挨拶し、後日返礼することが残されています。受付担当者もあらかじめ登録されました。
受付の役割をなくしたのではなく、品物の受け渡しから、後日の対応に必要な記録へと絞った形です。
受付を設けても、少人数の家族葬という方針は変えない
お葬儀は、福岡会館の家族葬ホールで一日葬として行われました。ご家族は前日から故人に付き添い、少人数でお別れの時間を過ごしています。
最後のお別れでは、ご家族が花を手向け、生前よく着ていた洋服とぬいぐるみを棺へ納めました。
受付を設けたからといって、一般の方まで広く迎えるお葬儀へ変更したわけではありません。
今回、受付に求めたのは、参列者を増やすための対応でも、返礼品を配るための対応でもありませんでした。少人数のお見送りという方針を保ったまま、香典を受け取った場合に、後日のお礼へつなげられるよう記録を残すための準備でした。
受付の有無は、人数だけで決めない
今回のご家族は、一般参列を受けず、ご家族を中心に一日葬を行いました。
ただし、香典は受け取る方針です。返礼方法については、当日返しと後返しを比較し、葬儀後に届く分もまとめて後日相談することにしました。
その結果、当日の返礼品と礼状は用意しませんでしたが、誰が来られたのかを記録するため、受付は残しています。
家族葬で受付が必要かを相談する際には、予定人数だけでなく、香典を受け取るのか、返礼品を当日渡すのか、後日お返しするのか、来場者の記録をどのように残すのかまで伝えることが大切です。
受付を設けるか、省略するか。
今回の事例では、その判断をお葬儀の規模だけで行わず、香典と返礼の方法から決めました。
ご葬儀情報
- 葬儀形式:一日葬
- 会場:福岡会館
- 施行時期:2026年9月
よくあるご質問
家族葬でも一般の方から香典を受け取れますか?
はい、家族葬でも香典を受け取ることはできます。受け取るか辞退するかはご家族が決め、訃報連絡と会場受付で方針を統一します。辞退する場合でも持参される方がいるため、その場での対応を事前に決めておくことをお勧めします。
家族葬でも受付を設けた方がよいですか?
参列者が家族だけで、香典も受け取らない場合は受付を簡略化できることがあります。友人や会社関係者が来る場合や香典を受け取る場合は、記帳と返礼品のため受付を設けるとスムーズです。人数と方針に合わせて必要な役割を決めます。
家族葬でも料理や返礼品は必要ですか?
料理や返礼品は必須ではありませんが、通夜後の食事、火葬待ちの食事、香典返しなど、参列者と運営方法に応じて準備します。不要な物を省き、必要数だけ注文できます。数量変更の締切と余った場合の扱いを確認してください。
福岡の葬儀社「天国社」
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