人の死はいつ訪れるか分からないものです。
例えば、夜間に家族が亡くなった場合どうしますか?
昼・夜問わず、悲しみに暮れる間もなく様々な手続きが必要です。
「何をどうすればいいのか・・・。」
今回は突然、夜間に家族が亡くなった際スムーズに対応するための
ポイントや死亡届提出に関する基礎知識を紹介致します。
夜間の訃報、まずすべき事は冷静な対応!
元々、葬儀会社を決め事前相談を受けていれば大体の手順は把握できるのですが、
その過程がなければ突然の訃報にパニックになる方が多いです。
しかし、まずは落ち着きましょう!
落ち着いた後は、死亡を確認した医師より
「死亡診断書」を受け取ります。
※自宅をはじめ病院以外で亡くなられた場合は「こちら」をご覧ください。
その後、信頼できそうな葬儀社を選び連絡しなければならないのですが、
多くの病院では、遺族が葬儀社を選ぶ際にアドバイス及び紹介をしてくれる事があります。
例え、病院から葬儀社を紹介された場合でも
遺族が最終的にどこにするのか選択できますのでご安心ください。
また多くの葬儀社は24時間体制で対応している為、
搬送や今後の手続きの説明を受ける事ができます。
当然、夜間なので役所は閉まっています。
ですから、わざわざ夜間窓口へ行かなければいけないという事もありません。
葬儀社が翌日以降に、遺族に代行して死亡届や火葬許可証の手続きをしてくれる為、
慌てる必要はないですよ!
繰り返しになりますが、深夜だからこそ落ち着いて行動する事が大切です。
深夜でも安心!葬儀社の迅速な搬送対応
上記でご紹介したように葬儀社は基本、24時間体制で対応しているので深夜であっても希望があれば搬送を行えます。
搬送場所ですが、
◎自宅
多くの方が自宅に安置する事を希望します。
自宅希望の場合は寝室及び仏間に安置します。
自宅に十分なスペースがない、衛生的に問題があるといった場合には、
他の安置場所を案内する事があります。
◎霊安室(葬儀社提供の施設)
葬儀社が提供している(葬儀社敷地内にある場合もあります)霊安室や安置室に、
ご遺体を一時的に安置することが可能です。
施設によっては、冷蔵設備が整っているため、
ご遺体を適切な環境で保管することができます。
◎病院の霊安室
病院によっては、霊安室が併設されていることがあります。
しかし注意しておきたいのが、
長期間の保管が難しい場合もあるという点です。
このため、できる限り葬儀社を通じて
早めに移動先を決める必要があります。
上記3カ所が基本となっております。
安置場所で環境が整った後は、葬儀社に対して今後の手続きや
サービス内容について具体的に確認して、サポートを受ける事ができます。
深夜の訃報にどう対応すれば?死亡届と葬儀社の連携はこれ!のまとめ
深夜の訃報というのは、誰でも冷静に対処できないと思います。
だからこそ故人を尊重して、できるだけ冷静に進め得る事が大切です。
葬儀社の担当者が遺族の支援を行い、必要な手続きを案内してくれるので
無理せずに相談してくださいね!
葬儀会社現役スタッフ椋野茉里