デジタル終活ってなに?スマホの中の「その後」はどうなる!

携帯電話やスマートフォンは、今や生活に欠かせない存在です。

アドレス帳・写真・SNS・メッセージ履歴など、それぞれの想い出がたくさん詰まっています。

皆さんは自分が亡くなった後、使用していた携帯電話やスマートフォンの中身が
どうなってしまうのか考えた事はありますか?

◎本人以外でもロック解除はできる?
◎SNSのアカウントは残ったままなの?

実はこのような「デジタル機器」のその後について考えている
若い世代の方はたくさんいらっしゃいます。

その考え方を「デジタル終活」と呼びます。
今回はこの、デジタル終活についてをご紹介致します。

デジタル終活は決して難しい課題ではない

デジタル終活ときくと、難しそうと思われがちですが内容はとても身近です。

例でいうと・・・

・SNSのアカウントはどうしたいのか
・スマートフォンのロック解除は誰がするのか
・ネット契約(動画や音楽配信サービス)の更新はどうなるのか?

このようなデジタル関係は、何も決めていないと困るのは残された家族です。

生きている時と同じと考えていいでしょう。

「解約の方法が分からない」
「大切な写真にたどり着くことができない」

特に若い世代の方は、SNS関係のアカウンを当たり前のように持っているため、
あらかじめ、自分が万が一亡くなった後はどう対処すればいいのか希望だけでも伝えておけば、
残された方の負担も大きく減ります。

デジタル終活は若い世代だからこそ考えてほしい

「終活」といえば、もう人生が残り少ない方がするものと思われがちですが、
デジタル終活に年齢は関係ありません。

なぜか?
事故及び病気というのは、だれの身にも起こりうる話だからです。

このようにデジタル終活というのは、死を意識して準備するものではなりません。

「今、安心して生きていける整理」と考えていただければいいと思います。

私達のように葬儀現場で働いているスタッフは、よくご遺族の方から
「聞いておけばよかった。」と悩まれる方の声を耳にします。

デジタル終活は、そのような後悔を減らすための思いやりの行動でもあります。

まとめ

上記で紹介したように、デジタル終活は決して難しい事ではなく
自分が亡くなった後、デジタル関係をどうしてほしいのか伝えるだけです。

深く考えず、軽い気持ちではじめていいんです。

デジタル終活=自分自身及び家族を守る事につながります。

皆様も是非一度、お時間がある際に考えてみてください。

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