「突然の訃報で頭が真っ白…」
そんな時にテキパキと冷静に行動できる方は
そこまでいらっしゃらないと思います。
今回は初めて家族葬の喪主を経験しなければならない方へ、
訃報を受けたその時から手続き関係までご紹介します。
焦る必要はありません!
まずは深呼吸をしてからゆっくりと読んでくださいね。
死亡直後にするべき3つの必須アクションはこれ!
それでは早速3つの必須アクションを順に紹介致します。
死亡診断書の受け取り
医師から死亡診断書(死体検案書)を受け取ります。
即日発行が一般的なのですが、
夜間に死亡の場合は翌朝になる可能性もあります。
※死亡診断書とは、医師が患者の死亡を確認した際に発行する正式な文書の事です。
死亡した日時をはじめ、場所や死因を医学的に証明して、
戸籍抹消や葬儀手続きというような法的な手続き関係に必要となります。
(ちなみに死因が不自然な場合は検案書・死体検案書が別途作成されます)
ご遺体の仮安置を相談
病院に安置室があれば数時間~1日利用できる場合があります。
しかし、搬送先に迷うのであれば、
信頼できる葬儀社を調べて安置室の有無を確認しましょう。
(気が動転してどこの葬儀社にしていいのか分からない時には、
医者や看護師さんに尋ねてみてください)
葬儀社への連絡
病院から搬送希望と伝えれば、
日中・夜中であっても遺体引き取り・安置が可能です。
「家族葬を希望」「予算は〇万円程度」というように
わかる範囲で要望を伝えておくのもいいです。
(もちろん細かな内容は決めてなくても大丈夫です!)
喪主からのよくある質問Q&A
ここでは、はじめて喪主になられる方より質問される内容を紹介します。
Q.病院でなくなられた場合、すぐ葬儀社は来てくれますか?
A.はい!24時間365日対応の葬儀社であれば、
深夜であっても早ければ1時間以内~数時間程度で病院へ駆けつけます。
Q.病院の安置室はどのくらい利用できますか?
A.病院にもよるのですが、多くの場合は時間制限があります(24時間以内など)。
この事からできる限り、早めに葬儀会社へ連絡する事が大切です。
Q.病院と自宅、どちらで亡くなっても手続きは同じ?
A. かかりつけ医がいてすぐに医者が駆け付けてくれればいいのですが、
場合によっては警察の立会いが必要になる可能性もあります。
詳しくはこちらで紹介しておりますので、余裕があればご覧ください。
Q.死亡届の提出期限を過ぎたらどうなる?
法律上で提出期限は7日以内と定められています。
どうしても事情があり待に合わない場合には役所へ相談してください。
参列者への案内 後悔しない3つのコツ!
葬儀社が決まり、葬儀日が決定した後は参列者への案内も必要にまります。
連絡範囲を限定する
家族葬は、親族や友人などごくわずかな人数で見送るための葬儀です。
この事から、予め「身内のみ」「友人・知人はここまで」とルールを決めて
後々のトラブルを防止します。
案内は文例を使用する
これは決して強制ではありませんが、
文例を使用した方が、スムーズに案内を書く事ができますよ。
当日の詳細に関して5つのWで明確に伝える
When(日時): ◯月◯日 10:00〜11:00(厳守)
Where(場所): ◯◯斎場 第2式場
What(内容): お別れの会のみ(通夜なし)
Who(対象): 身内のみ
まとめ
突然の別れは誰もが戸惑い、悲しみに押しつぶされそうになります。
「どうすればいいのか分からない。」不安になるのは、それだけ大切な方への想いがあるからです。
そんな喪主様へ私達から伝えたい事があります。
「手続きをすべて一人で背負わないでいいんです」
葬儀の段取りをはじめ、役所への死亡届提出など私達に相談してください。
葬儀社は24時間365日、寄り添います。
葬儀現役スタッフ 椋野茉里