社葬と一般葬の違いについて考えた事はありますか?
まず社葬の事を簡単にご紹介しておくと、
社員や役員、また経営者というような
会社関係の方が亡くなった時に行う葬儀の事です。
その人が生前、会社に尽くした功績をたたえ、
社員や取引先というような多くの関係者に
見守ってもらう場所でもあるのです。
つまりは社葬とはただの儀式ではなく、
会社としての「感謝」「敬意」を伝える大切な時間!
今回は一般葬との違いにも触れ、社葬のご紹介をしますね。
社会と家族 それぞれのお別れの形の違い
コロナが流行してから、家族葬が当たり前になってきたと思うのですが、
最近では社葬も徐々に復活しています。
しかし、「社葬」と一口にっても「一般の葬儀と何が違うの?」と
疑問に思われると多いと思います。
社葬→会社という組織や社会の中でのつながりを大切にするお別れの形。
社葬をする場合は、葬儀に社員や取引先、地域の関係者といった
社会で関わってきた多くの方が集まります。
ちなみに、社葬は式の準備をはじめ、式の準備も会社主導で動く事が多いため、
遺族にとっては一般葬の時よりも心強いサポートとなる場合もあります。
ただし、どちらの式がいいという事は決してありません。
どちらのお別れにも、共通して大切にされている事は「その人を想う気持ち。」形式にとらわれる事なく「自分達らしいお別れとは。」と考える事が一番大切ですよ。
社葬と一般葬の金銭面の違いについて
次にご紹介すのが、金銭的な事についてです。
お葬式を考える際、多くの方が気になるのが金銭面。
ただし、それを口に出すのはなんとなく気が引ける…
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
社葬と一般葬では、金銭面の考えに関しても違いがあります。
一般葬や家族葬というのは基本、ご家族が費用を負担しますよね。
しかもただ、葬儀費用のみ出せばをだせばいいわけではなく、
火葬・料理といった様々な費用が発生します。
もちろん参列者からの香典により一部が補われる事もあるのですが、
それでも大きな負担には変わりありません。
それに代わって社葬は、会社が費用を負担するケースが多いです。
しかしもちろんこれはあくまでの例えであり、費用の一部ずつを負担するなど様々な形があります。
金銭面について、つい後回しにしてしまいがちですが、
お互い安心して別れに向き合うためにも大切な問題です。
まとめ
社葬と一般葬
形式や関わる人、費用の負担などいくつかの違いはもちろんあります。
しかし、どちらも共通しているのは、その方を大切に思う気持ちがある事です。
見送り方に正解なんてありません。
この記事が少しでも皆さんの不安を和らげたり、心の整理のお手伝いになれたら嬉しいです。
葬儀現役スタッフ 椋野