葬儀に参列する際、突然「受付」をお願いされる事がある可能性があります。
初めて葬儀の受付をお願いされた際、
「何をすればいいの?」「失礼があったらどうしよう」と
不安に思われる方も多いのではないでしょうか?
まず、この「受付」とは弔問に来られる方々を最初にお迎えする大切な役割です。
覚えてしまえば、決して難しくはありませんが、
基本的な流れ~マナーを知っておく事で、
落ち着いて対応する事ができますよ。
今回はこの葬儀の受付について、できるだけわかりやすくご紹介致します。
葬儀の受付とは?役割や基本的な流れはこれ!
先ほどご紹介したように葬儀の受け付けは
まず初めに、弔問に来られた方をお迎えして
香典を預かり、記帳をご案内したりする役割を担っています。
遺族に代わって感謝の気持ちを伝える重要なおもてなしの場でもあります。
受付の主な流れ
①開始前の準備
香典を入れるための袋(また香典をのせるお盆)、芳名帳や筆記用具を準備します。
※もちろん、葬儀社の多くはスタッフが受付方法について教えてますので、ご安心ください。
②弔問客の受付
開式の約1時間~30分前から徐々に弔問客が訪れます。
受付の方は、受付場所で弔問客をお迎えして香典を預かったり、記帳をご案内します。
ちなみに、受付にご案内する際は
「本日はご参列ありがとうございます。」というような一言があれば丁寧です。
③香典預かり・記帳のご案内
香典は両手で受け取るのですが、その際「お預かり致します。」と伝えましょう。
香典を受け取った後は、芳名帳への記入をお願いして式場へと進んでもらいます。
④式後の片づけと引継ぎ
芳名帳や香典は、ご家族へ間違いなくお渡しするようにします。
葬儀受付で気を付けたいマナーと心構え
受付をする際、気を付けてほしいマナーをご紹介致します。
香典の中身・金額の確認
中にいくら入っているのか確認するのは大変失礼です。
必ず封は開けずに預かりましょう。
ご苦労様という声をかける
弔問時は「お疲れ様です」「ありがとうございます」という言葉が適切です。
わからないまま受付をしてしまう
わからない事がある際、慌てる必要はありません。
その都度、葬儀会社のスタッフや担当者に確認しましょう。
まとめ
受付の流れを見てもらったらわかるように単純な作業の繰り返しとなるので、
決して難しい事はありません。
しかし弔問客によっては、思いがけない質問や行動をされる方もいるかもしれません。
わからない事は自分でなんとか解決しようとするのではなく、
周りの方を頼ってくださいね。
受付という役割を通して、故人を偲びご遺族を支える。
あなたらしい受付をしてみてください!