家族葬に読経は必要?ご住職を呼ぶ・呼ばないの判断ポイントとは!

最近、「家族葬」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。

自分の大切な家族を見送る際、
一般葬とは異なり故人の希望などを取り入れた家族葬は今の時代、
選ばれる方も多いんですよ。

しかし、いざ「家族葬で見送ろう!」と決めても
「ご住職にお経をあげてもらうべきなのか。」と悩む方も多いのではないでしょうか。

まず、結論からお伝えすると正解はありません。

大切なのは、故人を思う気持ちなのですから。

「読経」は必要?そもそもなぜ必要と思われがちなの?

そもそも読経について考えてみると、
仏教では、読経は故人の魂を導くために大切にされています。

たしかに、私自身もそう考えると
葬儀=魂が無事に天国へ旅立つための必要なものという先入観がありました。

しかし、家族葬の一番の特徴は「形式にとらわれないこと!」

特に家族や故人様が宗教についてのこだわりがないのであれば、
読経をしないという選択にしても、全く問題はありませんよ。

余談ですが私自身も、母親の葬儀は「無宗教の家族葬」を選択しました。

それはなぜか・・・・。
生前、母親から葬儀をあげる際は、
無宗教にしてほしいとお願いされていたからです。

もちろん、母親も仏教徒でありお寺との付き合いもあったのですが
本人の希望を通してよびませんでした。

当時は、「本当に無宗教でいいのかな。」と不安でしたが今となっては
母親の希望を通してよかったなと思っています。

ご住職を呼ぶ・呼ばないを決める4つのポイントとは!

上記の事も含めてご住職を呼ぶ・呼ばないを決める4つのポイントをご紹介しますので、
ご家族と話してみてくださいね。

故人の希望

私の母親のように無宗教でやってほしいという希望や、
葬儀スタイルは任せると言っていたかどうか

宗派やお寺との関係性

万が一、今までお世話になっているお寺がある場合は相談してみるのも一つの手です

家族の気持ちや希望

お経を聞くと気持ちが落ち着くという方もいらっしゃいます。
故人の希望が特にない場合には、家族の気持ちを話す事が大事です。

費用面での事

読経を読むとなると必ず必要になるのがお布施です。
できるだけ出費を抑えたいと考えている方は、無理のない範囲で
考える事も大事です。

まとめ

家族葬において「読経をするかどうか」は、それぞれの考え方により異なります。

ご住職を呼ぶ・呼ばないの選択のほか、どのような形で故人様を見送るかなど、
家族や親族と話し合いをすることをお勧めいたします。

葬儀社現役スタッフ 椋野

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