もしもの時に慌てないために 危篤からお見送りまでのやさしい流れ

危篤の連絡というのは、ある日突然やってます。

当然、受け取った側は動揺して
これから何をしていかなければいけないか
落ち着いて対処できる方は少ないです。

そのような不安を少しでも減らせるように、
今回は「危篤から葬儀まで」の流れや準備についてをやさしくまとめました。

すべて読まなくていいんです。
今、自分が探している情報だけでも構いませんのでご覧ください。

危篤の連絡を受けたらまずすべきこと

亡くなった施設(病院など)へ向かう準備をします。

⬜ 病院に持っていくものリスト
・身分証明書(運転免許証など)
・保険証
・印鑑(シャチハタ以外)
・携帯電話と充電器
・メモ帳とペン(医師の説明を記録するため)

施設についたら医師の説明を受けるのですが、
その後、面会が許されるのであれば静かに寄り添います。

危篤状況になっていても、声は届くといわれていますので、
感謝の言葉や想いを伝えてくださいね。

危篤の段階で考えておくと安心な準備

危篤の段階で、葬儀社への「事前相談」だけでもしておくと安心です。
実際、病院から事前相談の電話をかけてこられる方も多い傾向にあります。

その時間がたとえ夜中であっても大丈夫です。
ほとんどの葬儀社は24時間対応しており、
急な依頼に対してもスムーズに答えてくれます。

また大体で構いませんので、その際には宗派や式の規模
(家族葬・一般葬・直葬)どれにしようかを家族で話し合い、
まとめておくと安心ですよ。

逝去後にすべき大切なこと

逝去後にまずすべき事は3点です!

・死亡診断書の受け取り

医師により死亡が確認されるのですが、
その際に必ず「死亡診断書」を受け取ります。

この「死亡診断書」は、火葬や埋葬をする際に必須の書類となります。

・葬儀社への依頼

葬儀社に正式な依頼をしてご遺体の搬送と安置を行います。
※この際、「死亡診断書」は葬儀社が預かる事が多いです。

逝去後の悲しみですぐには動けない方も多いと思いますが、
病院では長く安置する事は難しいため、早めの手配が必要となります。

・葬儀までの段取り決め

依頼する葬儀社と葬儀の日程・会場・費用などを相談しながら決定します。
この際、最近よく選ばれているのが家族葬です。

家族葬の場合は参列者の数を最小限に抑える事ができるため、
ゆっくりとお別れの時間が持てますよ。

またどのくらいの規模の葬儀をするのかに加えて、
香典や服装などに関しても、事前に決めておくと参列者も安心です。

まとめ

危篤から葬儀まで、ばたばたになりがちです。

今回、ご紹介した内容を頭の片隅に入れていただき
大体の流れを把握しておくだけで、少し心にも余裕がうまれます。

家族葬のように身内だけでゆっくり送る形も選択肢の一つですよ。

この記事を読んでくださっている方にお願いがあります。

けして全部一人抱え込まないでください。

親族や友人、そして葬儀社の担当者に助けを求めてください。

役割分担をすれば負担も軽くなり、故人との最後の時間をより大切に過ごせます。

困った事があればいつでもご相談くださいね。

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