オペラ歌手だった故人様はもう一度ステージに立つことを目標として末期癌との闘いを続けてきましたが、ついに帰らぬ人となりました。病に幾度となく倒れ、入退院を繰り返しながらも返り咲くという強い信念に最後まで揺らぎはありませんでした。生前のお話を聞くと、歌手迄の道のりは大変に険しく、生計を立てる為に洋裁職人として舞台衣装の制作に従事していたようです。その活躍は元宝塚スターの方々からも信頼は厚く、今尚根強いファンがいらっしゃいます。

ご会葬の方々には歌手時代のアルバムをご用意いたしまして、在りし日の姿を振り返って頂きます。 ご用意いたしました「赤ワイン」を通じて皆様の「心」に残せるようにお手伝い致します。 告別式には身に付けていた思い出の衣装をお持ちいただき、出棺前にお手向け致します。

この葬儀事例の基本情報

葬儀に含まれるもの

情熱の「赤」

オペラ歌手という煌びやかな世界で活躍されてきた故人様。常に身に着ける衣装には「情熱」という意味を込めた赤をあしらうことが多かったようです。又、「赤ワイン」を好んで飲んでいたこともあり、お食事は相性を考えてご準備させて頂きました。