先日、福岡和仁会病院で行われた慰霊祭に立ち会いました。この慰霊祭は、医療従事者約30名が出席され、病院がこうした慰霊祭を毎年欠かさずに行っていることに、深く感銘を受けました。

式典は、お寺様による読経から始まり、読経の音が静かに広がる中、出席された医療従事者の方々は、一心に祈りを捧げておられました。読経後も、従事者の方々が次々とお参りに進み、故人への思いを胸に、静かに手を合わせておられる姿が印象的でした。

さらに、この慰霊祭では献花の方式が取られており、故人に対する感謝と敬意の気持ちが表れていました。出席者全員が故人を思い、祈りを捧げている様子は、とても感動的でした。

福岡和仁会病院が、単なる医療の提供に留まらず、亡くなられた方々のご冥福を心から願い、こうした慰霊の場を設けている姿勢は、本当に素晴らしいものだと感じました。このような病院の取り組みが、患者さんやそのご家族にとってどれほど大きな支えとなっているかを改めて実感しました。

今後も、このような温かい心を持った医療活動が続いていくことを願ってやみません。