先日、お世話になりました 浄土真宗の前御住職様が永眠され、御寺にて、通夜・葬儀のお手伝いをさせて頂きました。
ご本堂内、境内と準備を進めていく中、ご本堂の片隅に、櫁の大きな木がありました。あまりにも大きく、最初櫁とは思えぬ位のでございました。

お仏事で、櫁を用いられる宗派も多いですが、もとは、仏教戒壇とともに、鑑真和上によってもたらされたと、古佛書に書かれているようです。櫁は、場を清め、邪気を払うとも言われ、清めの意味が強いようでございますが、毒性もある事から 扱いに注意も必要と思います。季節なのでしょうか 櫁の実がたくさん付いているのを初めて見ました。

先代御住職のご冥福を心よりお念じ申し上げます。


            営業部・齊藤龍也