3月に、デンマークの福祉を学びに8日間の研修に行かせていただきました。
デンマークは、九州くらいの国土の広さに福岡県の人口程度（約550万人）の小さな国ですが、
100件以上のデータをもとに表わされる「幸福度」では、世界178ヵ国のなかで世界一になっています。
教育や医療費は基本的に無料。社会福祉と医療経費の公共負担率は80％で他のヨーロッパ諸国と比べても際立って高いものです。
そのための消費税は25％、所得税は平均50％と高福祉高負担の国でもあります。



デンマーク語には、”定年退職”や”老後”、”余生”等の言葉がなく、
年金を受給する年齢になってからが『第3の人生』として、
人生をエンジョイする、社会貢献をする時期だそうです。
『いつまでも自分らしく生きたい』という考えが一般的であり、
そのための『自己決定』が大原則となります。



実際にデンマークの高齢者が体を動かしたり、大人気のビリヤードに熱中される場面で、
みなさんがとてもいきいきとされている様子が印象的でした。。

今後、天国社が行う介護事業で、今回の研修を活かせるように頑張りたいと思っております。

介護担当：垣野