6月に入ったかと思えば直ぐに梅雨入、蒸し暑かったり、気温が下がったりと、季節の変わり目、はっきりとしない日々でございます。6月に入るとお寺様の御法衣なども素材がかわります。絽や紗と言った薄い衣をお召になられます。お色などはあまり変わらないように思われますが、涼しげでございます。ただ、普通の和服とことなり、何枚か重ね着されますし、生地の分量も多く、御勤めでお腹からお声を出されるので、やはり汗をかかれます。これからお盆が終わるまでお寺様も、個人的に私も、辛い時期を迎えます。皆様も夏風邪などひかれないよう御自愛下さいませ。
姪浜会館・齊藤龍也