葬儀社天国社によるスタッフブログ
ヒロシマ
2017.10.25
葬儀業界の会議と式典大会が広島であり参加してまいりました
記念講演では、『記憶と継承』と題して、広島平和記念資料館の志賀賢治館長よりご講演を賜りました
広島平和記念資料館が出来た由来、今後の課題、結びという流れです。その前に約30分『その時広島で何が起こったのか』いわゆる1945年8月6日8時15分に起きた広島原爆投下の事で、アメリカ軍が撮影したキノコ雲はあまりにも有名ですが、キノコ雲の下にある広島市街や人々はその瞬間どうなっていたのかという写真が2枚しかなかったようです。上空600メートルでの核爆発により被害が拡大9万人から16万人が死亡。小学校の運動場でご遺体を火葬していた関係で72年たった今でも運動場を掘ると人骨が出てくるようで今でも遺族を探す作業を行っているとの事です。
当日の写真が2枚しかないため、資料館の方が生存被爆者から絵を募集したところ、ご高齢の方々から多数鮮明な記憶に残っている当日の絵が寄せられその絵も披露頂きました。人々が川へなだれ込む絵や火葬の絵、体育館で治療できないが横たわる絵など
知らない事もたくさんあり核戦争の悲惨さを感じた30分。
現在北朝鮮問題もあり『核』がクローズアップされてますが、やっぱり核はいかんですよ!と金正恩へ伝えたいですな。
執行洋隆