葬儀社天国社によるスタッフブログ
思い出をありがとう
2018.10.11
お葬式の天国社(天国日記)
かすかに色めきだす木々に秋の訪れを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
街を行く人々もすっかり秋の装いとなり、私もついに解禁いたしました『ヒー○テック』。
スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋、と秋は何かと催しものがありますが、今日はちょっと寂しいお別れのお話を・・・。
転勤族の田村家が福岡に来たのは年少さんの頃。
その前は宮崎の田舎に住んでいたので、私・・・というより両親は福岡に来て、街の風景に感動したそう。
何より、住居近くに『ダイエー』があるのにすごく感動したそうです。
よく小さいころは母と歩いて行って、フードコートのアイスを買ってもらったり
小学校になると、親に内緒で友達と遊びに行ったり
中学校の頃は、親の買い物に付き合いで行くものの、こんなところで友達にあったら嫌だなとコソコソしていた記憶。
高校・大学の頃は自転車で、主に本屋さんか証明写真を撮りに・・・
社会人になってからは、主に100均と本屋に、時には急な買い出しのために車で・・・
と振り返るといつの時代もずっとそこには『ダイエー』がありました。
経営が『イオン』に変わったり、店舗が減ったり、フードコートが変わったり、と私の成長とともに
少しずつ変わってきましたが、私たち家族にとって『ダイエー』はいつの時代も変わらず、身近な大事なお店でした。
そんな『ダイエー』が今年9/30 閉店を迎えました。
たかがお店の閉店・・・かもしれませんが、私たち家族にとって、本当に福岡での大事な思い出の一つ。
特に母にとっては、子供の成長を共に見守ったような、共に育ったような、そんな心境を覚える場所だっただけに
今回の閉店はかなり寂しいものだったようです。
ちょうどお休みだったので、最後の閉店にも立ち会ってきました。
寂しい・・・・・・
形あるものはいつか、とはわかっているけども、今年我が家は転機の年で、結婚やら転居やらで家族がバラバラになることもあり、
家族での思い出の地がなくなることに、より一層切なさが増します。
何はともあれ、『ダイエー』よ、今までありがとう。お疲れ様でした!
業務施行部 田村