「折れた!」と思いました。足の骨の話です。

先日、連休だったので実家に帰りました。夜、したたかお酒を飲み、泥のように眠りました。

朝起きて、ベッドから降り、足をつくと激痛が・・・捻挫とは思えない激しい痛み。

寝ているときに アリ・キック(昭和の人ならご存知の『世紀の茶番』と言われたあの異種格闘技戦で

赤いタオルの闘魂の人が繰りだした技)でも壁にしたかと思いました。あぶら汗が出ました。

30分くらいかけて車に乗り、幸い患部が左足だったので、必死に運転して病院に行きました。

事前に病院へ連絡を入れ、事情を説明して車椅子を駐車場までもってきてもらい、受付へ、

「骨が折れたかもしれんです。」と言うと、あいにく外科の担当医が午後からしか来ないとの事。

青天の霹靂

「内科でもいいので診察してください。」藁にもすがる思いで頼むと診察してもらえることに・・・

レントゲンを撮り、採血をし、2時間ほどして結果がでました。

「痛風ですね。」

「ツウフウ?」

「はい。痛風です。骨には全く異常ありません。」(かってに骨折と判断した自分が恥ずかしい)

痛風とはプリン体の過剰摂取で尿酸が増え、それがなぜか つま先や足首の関節にたまり、結晶化し、

その結晶が動くたびに関節付近の神経をチクチク刺すそうです。おぞましい。

「これから出す薬を飲むと、夕方には痛みはやわらぎ、明日には歩けるでしょう。」との事。

馬鹿な。ヤブか?こんなに痛いのに・・・・とにかく言われた通りにしたら、本当に痛みが引いていきました。

「お医者様・・・」その日、夜空に向かって手を合わせたのは言うまでもありません。

 

「まったくプリン体なんてSWEETSみたいな ふざけた名前しくさって!」と悪態をつきつつも

根本は食生活の改善にある事にウスウス気づいている業務の永倉でした。