葬儀社天国社によるスタッフブログ
昭和歌謡考察
2020.02.09
お葬式の天国社(天国日記)
休日になにもすることがなかったのでYouTubeを見ていたら懐かしの昭和歌謡にぶちあたりました。
一昨年前に亡くなられた西城秀樹さんの楽曲でジャガーという歌をご存知でしょうか。
ジャガーは「歌」→「長ゼリフ」→「歌」の三部構成になっているのですが、その台詞の部分がすごいんです。
パンチが効いているので ぜひ紹介させてください。
「ジャガー」 西城秀樹 作詞:阿久悠 作曲:三木たかし
※前半の歌が終わったとしてセリフです
君が死んだら俺は死ぬ
でも俺が死んでも君は死ぬな
君一人でも愛は生きる 俺一人では愛は死ぬ
しゃべるな何も言うな
目を見ろ 何が見えた 炎が見えたか
君を愛する炎が見えたか
さあ来い 飛んで来い
抱いてやる 抱いてやる
以上ですが、強烈です。男性が女性に対して「抱いてやる」とか本当にいう事があるのでしょうか。
しかも連呼して。西城さんがこの歌を歌っていたのは20代前半だと推察されます。すごいです。
西城さんに比べたら自分の20代など、ただのハナタレでした。
当時、この曲が食卓に流れ始めるとピーンと緊張が走り、父親は咳ばらいをしたり、母親は
やたらとカチャカチャいわせて食器を片付けだしたり、子供たちはモジモジしたりしていました。
昭和と言えば学校帰りによく駄菓子屋によっていたのですが、赤いお菓子を食べれば舌が真っ赤になり
青いお菓子を食べれば舌が真っ青になるという、かなりエキセントリックな時代だったなぁ。
と回顧するのは、業務のセンチメンタル永倉でした。
瞳を閉じれば 瞼の裏に 着色料の虹がかかります(昭和歌謡風味)