葬儀社天国社によるスタッフブログ
梅しごと
2021.05.18
お葬式の天国社(天国日記)
近くのスーパーに、きれいな小梅があったので塩漬けしました。
塩は、地中海の天日塩。イタリアと日本のコラボレーション。
梅を漬けながら、中学生の頃部屋に飾っていた『うめぼしのうた』を
思い出しました。
==うめぼしのうた==
二月三月花ざかり、
うぐいす鳴いた春の日の楽しい時も夢のうち。
五月六月実がなれば、
枝からふるいおとされて、近所の町へ持ち出され
何升何合はかりうり。
もとよりすっぱいこのからだ、
塩に漬かってからくなり、紫蘇にそまって赤くなり。
七月八月暑いころ、三日三晩の土用干し。
思えがつらいことばかり、
それも世のため、人のため、
しわがよっても若い気で、小さい君らの仲間入り。
運動会にもついていく、
ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。
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このうたは、1910年(明治43年)発行の尋常小学読本にあったそうです。
姪浜会館:安藤