福岡の葬儀・家族葬 施行事例
家族葬での参列の決め方|家族中心で見送りながら、故人にゆかりのある方のお参りも受けることにした事例
家族葬と聞いたとき、故人にお別れを伝えたくても、ご家族だけで過ごされる予定なのか、通夜に伺ってもよいのかと迷うことがあります。
今回、春日会館で通夜と葬儀を準備されたご家族にも、故人と関わりのあった方から、通夜のお参りについて問い合わせがありました。ご家族を中心とした少人数のお見送りを予定する中で、その申し出にどう答えるかを担当者と相談しています。
打ち合わせでは、まず参列に対するご家族の意向を確かめました。そのうえで、会館へ問い合わせが入った場合の答え方と、来館された方への返礼品や受付の準備を決めていきました。

通夜のお参りについて、返答を保留して相談
参列についての相談では、最初に集まるご家族の人数を確かめました。席は少人数分を基本とし、増える場合には、式場内の空いているスペースを使って対応することを説明しました。
その話の中で、ご家族から、前日に受けた問い合わせについてお話がありました。
故人に関わってくださった方々が、葬儀当日は難しいものの、通夜にお参りしてもよいかと尋ねられていたのです。先方は、家族葬では外部からのお参りを辞退する場合もあると考え、来館する前に確認されていました。
ご家族は、葬儀社にも聞いてから返答することにしており、その時点では保留になっていました。家族葬という名前だけで参列の可否を決めず、打ち合わせの場へ持ち込まれた相談でした。
家族葬であることを伝えたうえで、お参りは受ける方針に
担当者からは、ご家族が了承されるのであれば、お参りを受けることはできるとお伝えしました。
ご家族から出たのは、お参りに来ていただければ故人も喜ぶのではないか、というお考えでした。少人数で見送ることを希望されていても、故人にゆかりのある方のお参りまで、一律にお断りしたいわけではありませんでした。
そこで、会館へ問い合わせがあった場合は、家族葬であることをお伝えしたうえで、一般の方もお参りしていただけると案内する方針にしました。ご家族中心というお葬儀の形を変えるのではなく、お参りを希望する方への答え方を決めたものです。
続けて、香典などの扱いも確認しました。
ご家族には、一部の関係先へは辞退を伝えるお考えがありました。一方、それ以外の方から届く可能性もあり、香典をすべて一律に辞退することにはしていません。そのため、来館された方が香典を持参された場合のお返しも、準備する内容として検討しました。
お参りを受けるかどうかと、香典をどう扱うか。それぞれについて、ご家族の希望を確かめてから、来館時の対応へ進みました。
来場が未定でも、返礼品と受付を準備することに
返礼品の相談では、当日に品物をお渡しし、香典へのお返しは後日送る方法と、当日の品物に香典へのお返しも含める方法を説明しました。
今回は、まず当日に来館された方へお渡しする品を選びました。後から香典が送られてきた場合のお返しは、当日用の品物をそのまま送るのではなく、あらためて手配する考え方を確認しています。
ただ、実際に何人がお参りに来られるかは、まだ分かりませんでした。ご家族からも、用意しても使わない可能性はあるものの、来られた場合に備えておきたいというお話がありました。
担当者は、使わなかった分を戻せることを説明しました。お茶やコーヒーなどの候補を比べ、来場時にお渡しする品物を選んでいます。
数量を決める際には、不足した場合、すぐに追加できるかも確認しました。このときは、通夜中の追加には間に合わず、葬儀の日に改めて納品する形になるという説明でした。そこで、未使用分を戻せることも踏まえ、予備を含めて準備する数を決めました。
受付も手配する内容に含め、担当するスタッフを決めました。お参りを受けるという返答だけで終わらず、来館された方を迎えるための準備へ進めています。
ご家族で思い出を語り、花と好物を手向けて
お葬儀は、ご家族を中心としたお見送りとなりました。故人を囲み、皆様が思い出を語り合う時間もありました。
故人がお好きだったパンをお供えし、最後のお別れでは、ご家族が花と一緒に棺へ納めています。ご家族からの手紙も添えられました。
参列についての打ち合わせでは外部からのお参りを受ける方針を確認し、お見送りそのものは、ご家族を中心に準備を進めたお葬儀でした。
参列を考えたときは、そのご家族の意向を確かめる
今回、通夜のお参りを希望された方は、家族葬と聞いてそのまま訪ねるのではなく、先にご家族へ参列の可否を尋ねていました。その問い合わせを受け、ご家族は担当者と相談し、会館からもお参りを受けられると案内する方針を決めました。
この事例で参考になるのは、「家族葬でも参列できる」ということだけではありません。伺う前に意向を確かめたことで、ご家族の希望に沿った答えを用意できたという順番です。
今回はお参りを受ける方針になりましたが、それは今回のご家族が選ばれた対応です。家族葬への参列を迷ったときも、名称だけから判断せず、そのご家族が望むお見送りを確かめることが、最初の一歩になります。
ご葬儀情報
- 葬儀形式:通夜葬儀
- 会場:春日会館
- 施行時期:2026年9月
よくあるご質問
家族葬と書かれている場合、参列してよいですか?
「家族葬」とだけ書かれている場合は、遺族から直接案内を受けたかを基準に判断します。参列案内がない場合は、遺族または葬儀社へ確認し、突然の来場は避けましょう。香典や供花の辞退表示も合わせて確認しましょう。
家族葬でも一般の方から香典を受け取れますか?
はい、家族葬でも香典を受け取ることはできます。受け取るか辞退するかはご家族が決め、訃報連絡と会場受付で方針を統一します。辞退する場合でも持参される方がいるため、その場での対応を事前に決めておくことをお勧めします。
家族葬でも受付を設けた方がよいですか?
参列者が家族だけで、香典も受け取らない場合は受付を簡略化できることがあります。友人や会社関係者が来る場合や香典を受け取る場合は、記帳と返礼品のため受付を設けるとスムーズです。人数と方針に合わせて必要な役割を決めます。
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